マイホームを建てる予定がある人の多くは、
「できるだけかっこいい家を作りたい」
と思っているでしょう。
ただ、どうすればかっこいい家が作れるのかがわからず、頭を悩ませている人も多いはずです。
実は、かっこいい家を作るためには「間取り」が大切なのです。
そこでこの記事では、かっこいい間取りの決め方と、間取りを決める上での注意点について、詳しく解説していきます。
・かっこ悪い間取りの特徴は?
まずは、かっこ悪い間取りの特徴について、詳しく見ていきましょう。
・・開放的にしすぎ
間取りを考える上で、
「できるだけ開放的な空間を作りたい」
と思っている人もいるでしょう。
しかし、あまりにも開放的にしすぎてしまうと、臭いも充満しやすくなってしまいます。
代表的なのは、食べ物の臭いです。
リビングとキッチンが繋がっていると、どうしても臭いがリビングにまで充満してしまい、気になってしまう可能性が高くなるのです。
また、臭いだけではなく、音なども通りやすくなってしまいますので、不便に感じることもあります。
・・コードが張り巡らされている
間取りを考える上で、コンセントのことが頭から外れてしまっている人も多いです。
しかし、コンセントの位置が悪い場合や、コンセントの数が少ない場合は、延長コードを張り巡らせなければならないため、落ち着かない内装になってしまう可能性が高くなります。
また、小さい子供が延長コードに躓いて転んでしまうということも考えられますので、コンセントの位置や数は慎重に検討することが大切です。
・・水回りの場所がバラバラ
中には、トイレや浴室などの水場が離れた所にある家もあります。
しかし、これをやってしまうと、工事をする際の費用が高くなってしまったり、水が流れる音が気になってしまったりする可能性があるのです。
そのため、キッチンは別ですが、トイレと浴室はできるだけ近い場所に配置することをおすすめします。
・・西日が差し込んでしまう
間取りを考える時に、西日のことをすっかり忘れてしまう人もいます。
しかし、西日を考慮せずに間取りを作ってしまうと、夕方になるたびに、不快な日差しを浴びることになりますので、ストレスが溜まってしまう可能性があります。
また、西日によって食品などが傷んでしまったり、直射日光によって家具が色あせてしまったりすることもありますので、西日を考慮した上で間取りを決定していくことをおすすめします。
・かっこいい間取りを決めるコツは?
次に、かっこいい間取りを決めるコツについて、詳しく見ていきましょう。
・・落ち着く空間を意識する
まずは落ち着く空間を意識することです。
こういうと、かなり抽象的のように感じてしまうかもしれませんが、実際に自分が考えている間取りに住んでいるイメージをしてみることが大切です。
そうすることで、
「ちょっと開放的すぎるかな」
「充電をする時に不便かもしれないな」
「トイレと風呂場が離れていて、水の音が気になりそうだな」
というように、日常生活で起こり得るトラブルを想定することができるのです。
・・風の通り道を作る
そして、風の通り道を作ることも大切です。
風の通り道を作ることができないと、室内に臭いがこもるようになってしまいますし、熱を外に逃がすことができず、常にエアコンを入れなければならなくなってしまう可能性があるのです。
風の通り道を作るためには、1つの部屋に対して2つの窓を設置することがおすすめです。
そうすることで、効率的に風を通すことができるため、快適に生活できるかっこいい間取りが完成するでしょう。
・・導線を意識した間取りづくりを意識する
間取りを考えるときは、かっこよさを意識することも大切なのですが、導線を意識することも大切です。
例えば、
・玄関から入る→すぐ隣の洗面所で手を洗う→リビングに行く
という導線に沿って間取りを組みたてることで、行ったり来たりする必要がなくなるため、快適に生活できるようになるのです。
・・家電や家具を置くことを念頭に入れる
間取りを決めるときは、家具や家電を配置することを念頭に入れることが大切です。
どこにどの家具、家電を設置するのかを紙に書き出した上で間取りを決めていかないと、
・寸法が合わない
・コンセントがない
・無駄なコンセントを作ってしまった
というような状態になってしまう可能性が高くなるのです。
・まとめ
間取り決めを適当に行ってしまうと、
・行ったり来たりする必要がある
・水の音が気になる
・臭いが通る
・延長コードがたくさん配置されている
・西日がストレス
というようなトラブルが発生してしまう可能性が高くなります。
そのため、今回紹介した間取り決めのコツを参考にしながら、慎重に決めていくことをおすすめします。
そうすることで、快適性とかっこよさを兼ね備えたマイホームを手に入れることができるでしょう。